設立趣旨

 NPO法人STARSの設立趣旨

~「STARS」に込められた想い~
「丸もいいけど、★星がいい!」
個性を大切にし,一人ひとりが輝けるように…という願いが込められています。

趣旨

心身に障害を持つ子供達も、地域で社会的な活動や生活体験をする機会とニーズが増加しています。背景には「ノーマライゼーション」理念の進展や学校完全週休二日制等による余暇時間の増大があります。
更に、社会福祉基礎構造改革の一貫として、障害児者の福祉サービス利用手続きが措置から契約へ移行したことにより、利用者が地域において受けるサービスを自由に選択できるようになりました。
しかしながら、現実的に当事者及び保護者の希望する豊かな地域生活が営めるような社会資源は、質・量ともに整っているとは言い難い状況にあります。

そこで、私たちは地域密着型の障害児支援の受け皿を自主的に設立し、心理的、社会的にサポートを行います。設立にあたっては「人間の成長プロセスを重視する」という点を基本に据えながら、支援を必要としている者が、住み慣れた地域で、必要な時に、必要な支援を受けるとことができる環境を整えていきたいという願いを大切にしながら運営を行っていきます。
特定非営利活動法人STARSとして、障害児支援にかかわる中で、児童の幼少期から青年期に至るまでの重要な時期の関わりを担います。
児童に対して、将来も見据えながら、その子にとって今何が必要で、何をしなければならないかを考え、一過性のものでない、長期的な視点に立った支援を行っていきます。

また、家族に対しては、児童の成長に伴って訪れる様々な場面において、家族がそれらを一つ一つ乗り越えていけるように、十分な支援体制のもとしっかり支えることは勿論、皆が子どもの成長に喜びと希望をもてるよう支援をします。
しかし、私たちSTARSだけでは支えられません。教育機関、地域といった、児童を取り巻く様々な人や専門機関、団体とも連携を大切にし、支援の和、地域の環、思いやりの輪を広げることも大切な役割であると考えています。

以上のことを設立の趣旨とし、障害児支援を通して、人が人を大切にする共生社会の実現と、その人らしく生きられる地域づくりの創造と発展に寄与することを目的とします。

 

特定非営利活動法人 STARS